【もう、やめよう】“自己犠牲”という名の、不幸になるGIVE。
こんにちは!灯-TOMORI-の、足立みずほです。
レイキを学び実践していくと、不思議と心が穏やかになり、自然と周りの人に、優しくなれる。 見返りを求めることなく、誰かのために何かをしてあげたくなる。 あなたにも、そんな経験があるかもしれませんね。
しかし、その素晴らしい変化の先に、時として一つの「罠」が待っています。
「感謝されない…」 「当たり前だと思われている…」 「なんだか、私ばっかり損をしているような気がする…」 「いいように利用されているだけなんじゃないか…?」
なぜ、こんなことが起きてしまうのでしょうか? 今日は、その多くの優しい人が陥りがちな、「自己犠牲」と「本当の貢献」の違いについて、私の正直な体験談を交えながらお話しします。

かつての私:「私がやってあげてるのに!」
何を隠そう、かつての私もこの「罠」に、どっぷりとハマっていました。 当時の私は、まさに「頭だけのスピリチュアル」。
「周りに貢献しなければ」 「いい人でいなければ」 「常にポジティブでいなければ」
そんな、立派、理想論ばかりを頭に詰め込んで、自分、心が空っぽで枯渇していることに気づかないまま、行動だけをしていました。
その結果、どうなったか。 「ほら、私はこんなにも周りのために動いてるよ!」 「それなのに、どうしてみんな何もしないの!?(怒)」
「いいことをしている自分」への傲慢さも手伝って、私は周りに、無言の「圧」を撒き散らしていました。 「みんなも、私と同じようにしなさい!(するべきだ!!)」と。
今思えば、それはただの承認欲求でした。 「みんなのために動ける私って、なんていい人なの!」という、アピール。 私のその「認めて!」「見て!」という心の渇望が、ダダ漏れだったんでしょう。そりゃ周りも距離を置きたくなりますよね。

あなたの「GIVE」の、源泉は、どこですか?
このかつての私のように苦しくなってしまう「GIVE」と、心から、満たされる「GIVE」。
その決定的な違いは、一体何なのでしょうか?
それは、あなたの「GIVE」のエネルギーの出処(でどころ)の違いです。
- 「穴の空いたバケツ」としてのギブ(=自己犠牲)
これは「私には価値がない」「誰かの役に立たないと、見捨てられる」という“不足感”から来る行為です。あなたは、自分の心の「穴」を、相手からの「ありがとう」や「承認」という水で埋めてもらおうと、必死に自分なけなしの水を、相手に与え続けます。
だから、与えれば与えるほど枯渇し「もっと、水を返してよ!」と、見返りを求めて苦しくなるのです。 - 「溢れ出す泉」としてのギブ(=本当の貢献)
これは「私はすでに、満たされている」という、“豊かさ”から来る行為です。あなたの心の「泉」は、すでに愛と喜びの水で満パンです。
だから、その溢れ出した分をただ、周りの人に分かち合っているだけ。
与えても、与えても、あなたの、泉は、決して、枯れることは、ありません。

あなたの中に最高の「バロメーター」を、作る
では、どうすればあなたもその「泉」の状態でいられるのか。 大丈夫。あなたの中には、最高の「バロメーター」が備わっています。
今の私のスタンスは、非常にシンプルです。 「私がやりたいから、やる」 ただ、それだけです。
誰かに気づかれなくても、別に、いい。というか、自分が何をしたかさえ、忘れていることがほとんどです。 そこに「私が、やってあげている」という自己犠牲の感覚は、1ミリもありません。
しかし、もし誰かへの行動の後に少しでも、「不平不満」や「虚しさ」を、感じたら。
それは、あなたのエネルギーが足りていない、という最高の「サイン」です。
その時は、すぐに他人へ与えるのを、やめること。 そして、全ての意識を「自分を満たす」ことだけに、シフトする。
その、自分の中に確かな「バロメーター」を持つこと。 それこそが「自己犠牲」の無限ループから抜け出す、唯一の方法です。
あなたはもう、誰かに認めてもらうために必死になる必要は、ないのです。 あなたがただ幸せに、存在しているだけで、その愛のエネルギーは、勝手に周りを潤していくのですから。
まずは、あなた自身の「泉」を、満たしに、来ませんか?
周りに与えすぎてエネルギーが枯渇している方に。まずはたっぷりとエネルギーチャージです♡
