嫌な出来事ばかり起こるのはなぜ?脳科学・仏教・魂から読み解く人生好転のサイン
こんにちは!日本レイキ協会認定師範の、足立みずほです。
「頑張っているのに、なぜかうまくいかない」
「レイキを実践しているのに、むしろ悪いことが起きる」
そんな理不尽な現実に直面して、「なんで私だけが……!」と、心が折れそうになっていませんか?
わかります。その渦中にいると、世界がまるで自分に敵対しているように感じてしまいますよね。
でも、大丈夫。
もし今、あなたがそんな状況にいるのなら――それは絶望のサインではありません。
むしろ逆です。
それは、あなたの人生がこれから劇的に好転していくという、宇宙からの最高のサインなのです。
今日は、その不思議な「仕組み」について、脳科学とスピリチュアル、両方の視点から。そして、私自身のリアルな体験談も交えてお話ししますね!

なぜ「嫌なこと」は起きるのか?──そこに隠された本当の意味
私たちの人生に、突然降ってくるような「嫌な出来事」。
「なんで今?」「どうして私だけ?」と思わずにはいられないような、そんな出来事が、なぜ起こるのか──。
それには、実はちゃんとした“理由”があります。
そしてその理由は、脳科学・スピリチュアル(魂)・仏教という3つの視点から見ると、とても明確に見えてくるのです。
🧠1. 脳科学の視点:あなたを守ろうとする「脳の抵抗」
私たちの脳は、本来“変化”を「危険」とみなすようにできています。
とくに、扁桃体という部位は、不安や恐れを感じるとすぐにアラートを鳴らし、「現状維持」に引き戻そうとします。
つまり──
本気で自分を変えようとするとき、脳は「おいおい、本当に大丈夫?」「それ、やめといたほうが安全じゃない?」と騒ぎ出す。
それが、突然のトラブルや不安、体調不良として現れることもあるんです。
あなたを“守ろう”とする脳の暴走ともいえるかもしれません。
けれど、この「違和感」や「不安定さ」は、あなたが変化のステージに足を踏み入れた証拠でもあるのです。

🔮2. 魂の視点:「お試し」や「最終確認」という成長のプロセス
魂の成長において、本気で生き方を変えようとしたときには、かならずといっていいほど「お試し」が起こります。
このお試しは、こんな問いかけを私たちに突きつけてきます。
「あなたは本当に、もうその古いやり方を手放しますか?」
「心から新しい生き方にコミットする覚悟はありますか?」
そのために、過去にしがみついていた部分や、一番痛いところが揺さぶられます。
信じていた人との別れ、安心と思っていた場所の崩壊、大きな金額の出費、大切な存在の病や喪失……。
けれど、それは「あなたの魂がより自由で本質的な道を生きるための、最終確認」なのです。
まるで、ドアの前に立つ門番のように。
「本当に行く覚悟があるか?」と、試しているんです。
🪷3. 仏教の視点:「苦は悪ではなく、学びのきっかけ」
仏教では、そもそも「人生は苦である」と説きます。
これは悲観的な意味ではなく、「苦しみこそが目覚めのチャンスである」という、非常に現実的で希望に満ちた教えです。
なぜなら──
私たちは、“当たり前が壊れたとき”にしか、本当のことに気づけないからです。
人は順調なときには、なかなか立ち止まって自分を省みようとはしません。
けれど、足元が崩れたとき、初めて「このままでいいのかな」「本当はどう生きたいんだろう?」と、心の奥に問いかけることができるのです。
仏教では、すべての出来事は**「縁起(=あらゆるものは因縁によって生まれる)」**と捉えます。
今起きている苦しみも、偶然ではなく、あなたが今世・あるいは過去世で蒔いた種(行い)によって芽吹いたもの。
そしてその“結果”には、必ず“意味”と“学び”が内包されています。
「なぜ私にこんなことが…」ではなく、
「この出来事は、私に何を教えてくれているのだろう?」
と問い直すこと。そこに仏教的な「智慧」があります。
🌈そして今、当たり前が壊れたあなたへ
たとえば、仕事がなくなった。
大切な人との関係が崩れた。
健康が奪われた──
そういった「当たり前の崩壊」は、
まさに**“自分の人生を再構築するチャンス”**です。
あたりまえにあったものが壊れることで、
「本当はどう生きたかったのか?」がクリアに見えてくる。
「当たり前が当たり前じゃなくなった瞬間」は、当たり前に依存していた自分を壊す大チャンス!

私のリアルな「お試し」体験
実は私自身、まぁまぁきつめのお試しを2回、経験しました。
【ケース1:愛犬の病気】
レイキを真面目に実践し始めて3ヶ月後、愛犬が突然、大きな病気に。
完全歩合の仕事は休まざるを得ず、収入はゼロに。高額な治療費がのしかかりました。
当時の私は「なんでこんなことに…!怒」と、嫌な面ばかりに目が向いていました。
でもその出来事のおかげで、私は深く自分自身と向き合うことになったのです。
「私にとって本当に大切なものは何か」
「どんな生き方をしたいのか」
見て見ぬふりをしてきた“自分の生き方”を見直し、立て直すきっかけになりました。
【ケース2:仕事の行き詰まり】
No.1指名のセラピストとして順調だった私。
でも、インボイス制度の導入をきっかけに、店舗の経営が悪化し、収入が激減しました。
しかし、その絶望的な状況が、私にこう教えてくれたのです。
「もう、他人が作った組織の中で安定を求める生き方は終わりだ」と。
そうして私は、「自分の足で立つ(起業する)」という新しい道へと進みました。
もちろん、最初はうまくいきませんでした。
でも、試行錯誤の中で、自分でも気づいていなかった新たな才能――「マーケティング」や「人の才能を見抜く力」が開花したんです。

結論:その「渦中」の先に、本当の「宝物」がある
どうでしょうか。
私の人生を大きく変えた出来事は、いつも“最悪”な顔をしてやってきました。
だから今、もしあなたが辛い渦中にいるなら、大丈夫。
それは、あなたの魂が本来の道に力強く引き戻そうとしてくれている、愛ある軌道修正のサインです。
その嵐が過ぎ去った時、あなたはきっとこう思うでしょう。
「――あの出来事があったからこそ、今の私がいるんだ」と。
あとから、そのすべての意味は必ずわかります。
だから今は、どうか自分を信じて、その嵐の中を進んでくださいね。