【最終話】私が、本当の“自由”を、手に入れた日。

レイキという、最高の“相棒”と出会い、私は自分という「大地」を癒やし、満たすことを覚えました。
そして、8ヶ月後。あれほど、「できるはずがない」と、蓋をしていた、結婚という現実が私の元にやってきました。

仕事も、自分の本当にやりたいことで、No.1になることができた。

これで、私の物語はハッピーエンド。 …だと、その時の私は信じていました。

しかし、勘違いしないでほしい。
結婚したからといって、人生の全ての悩みが、魔法のように、消えるわけではない。
他人と生活するわけですから、波乱万丈は、当たり前です。

外側の環境は、確かに変わった。 でも、私の内側の最も根深い「脚本」は、まだ私を支配しようと、最後の抵抗を試みていたのです。

そして、そんな、順風満帆に見えた、ある日。 私の人生を、根底から揺さぶる決定的な「事件」が、起きるのです。

痛烈な批判と挫折

自分が最も自信を持っていた分野で、ある人から名指して全否定されるような、激しい批判を受けました。これまで、批判される隙などないように、一生懸命努力してかなりエネルギーを注いだアロマトリートメントです。

私の中で、強烈な「怒り」と「恐怖」が嵐のように、吹き荒れました。 他者から真っ向から批判されるという、最も避けていたことを目の当たりにしている自分。

いつもの私なら、その場で反発するか、笑顔で取り繕って、その場から逃げ出していたはずです。

しかし、その時の私は、違いました。「この感情も一時的なもの。じっくり味わってみよう」と、批判に耳を傾け、ゆっくりとレイキの呼吸法と共に、感じきることに腹を括りました。
なぜなら、日頃の呼吸法や瞑想で、感情は一時的なもので、感じ切ると消えることを知識で知っていたからです。

荒かった呼吸が落ち着くにつれ、怒りや悲しみ、恐怖の感情も消えていきました。
そして気づきが起こります。
「完璧でなければ、価値がない」
「強くあらねば、見捨てられる」
「どんな人にも好かれないといけない」
「一番でなければ意味がない」
私の人生をずっと縛り付けていた、「人生脚本」の本当の姿でした。

翌日、私の体は人生で初めて経験するほどの、激しい頭痛と嘔吐に襲われました。
長年、私を守ってきた古い「鎧」を脱ぎ捨てようとする、エゴの最後の猛烈な抵抗でした。

そして、その嵐が完全に過ぎ去った、数日後。

私の中に、これまで感じたことのない、凄まじい「創造」のエネルギーが、湧き上がってきたのです。
私は、まるで何かに取り憑かれたように一気に、「女神マヤ」という、新しい鑑定サービスを、創造していました。

その時、私は確信しました。 「発信したくても、どうしても手が動かなかった、この2年間。私を止めていたのは、『他者から批判されたらどうしよう』という、エゴの恐怖(強い安全、承認欲求)だったんだな」と。

そして、この「恐怖」に根差した、エゴの力(=フォース)から、自分自身の内なる「本当の力(=パワー)」へと移行する、この人生のターニングポイント。これこそが、全ての鍵でした。

(※この「パワーか、フォースか」という、重要なテーマについては、また、別の記事で、詳しく、お話ししますね)

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この最後の、そして最大の思い込みの“蓋”が、外れた時。
私は、初めて本当の意味で自由になったのです。

結論:あなたの人生の脚本家は、あなた

ここまで、私の長い泥臭い物語に付き合ってくれて、ありがとうございます。

私の物語からあなたに伝えたいことは、たった一つです。

自分に、最高の夢を、見させてあげることもできるのは、自分。
 「どうせ無理だ」と、その可能性の芽を堰き止めているのも、自分。

自分の人生を救えるのは、自分だけ

さあ、あなたは、どちらを、選びますか?

あなたの人生の主役として、本当の物語を始める覚悟が、できたのなら。
私は、いつでもあなたの最高の“相棒”として、隣で伴走します。

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