あなたの「過去」は、あなたの「未来」を、1ミリも決定しない。
こんにちは!日本レイキ協会認定師範の、足立みずほです。
「親が、こうだったから、私も、きっと、こうなる…」 「過去に、一度も、できたことがないから、これからも、できるはずがない…」
あなたは、そんなふうに、自分の「過去」という、ただの“記録”を、根拠に、自分の「未来」の、可能性に、蓋を、してしまっていませんか?
もし、そうだとしたら。 大丈夫。今日は、その、あなたを縛り付けている過去という名の重たい、鎖は、ただの「幻想」である、という不都合なしかし、希望に満ちた真実について、お話しします。
私の話 ―「50kgの壁」と、戦った、あの日々
少し、私の正直な話をさせてください。 かつての私はこう、固く信じていました。 「私は、一生、50kgを切ることができない、人間だ」と。
なぜなら、これまでの私の人生の**「過去データ」**がそれを雄弁に証明していたからです。 ダイエットに挑戦しては、3日で挫折する。その繰り返し。 だから、新しいダイエット法を試そうとするその、瞬間に、私の中の、もう一人の、私が、ささやくのです。 **「そんなん、無理に決まってるやん」**と。当たり前のように湧き上がる、この無意識に気づきませんでした。
なぜ私たちは「過去」に、囚われるのか?
この、私の脳内で起きていたことこそが、私たちが過去に囚われる「仕組み」です。
- 心理学的に言えば(目的論): 私は、「“ダイエットに、本気で、取り組んで、失敗する”という、みじめな、未来」を、避ける、という目的のために、「どうせ、無理だ」という、過去の、データを、「言い訳」として、使っていたのです。
- 脳科学的に言えば(神経回路): 私の、脳の中には、「ダイエット=失敗する」という、非常に、太くて、流れやすい、情報の**「高速道路」**が、出来上がっていました。だから、脳は、いつでも、その、慣れ親しんだ、道を、自動的に、選んでしまうのです。
「過去データ」より「未来の目的」が勝った瞬間
しかし、そんな私に、転機が訪れます。当時職場で流行っていたマッチングアプリに登録し、久しぶりに異性と会うかもしれない!という目標 ができたのです!
見た目を全く気にかけていなかったので、60キロ近くあったはずです。
その瞬間、私の脳内で力関係が逆転しました。 「過去の失敗データ」よりも、**「1ヶ月後、最高の自分で会おう」**という、**未来への強烈な「目的」**が上回ったのです。
そこからの私の行動はシンプルでした。
- まず、「脳を納得させる」
「気合」や「根性」では絶対に続かないことを、私は、知っていました。 だからまず、「こういう方法で、食事を、管理し、こういう運動をすれば、こういう理由で体は変わる」という、ロジカルな知識を大量にインプットしました。そして「これなら、いける」と、自分の脳を完全に納得させたのです。 - 次に「現在地」を記録し続ける 何度も、くじけそうになる過去のパターンに引き戻されないように、私は、毎日ノートに書き続けました。**「で、私は、本当は、どうなりたいんやっけ?」**と。自分の無意識の行動と言い訳を客観的に見つめ、軌道修正するためです。
結論
結果は、どうだったか。 当たり前のように、3ヶ月で9キロ痩せました。 人生で、初めて、50kgの壁を切りました。
私はこの時、確信したのです。
痩せる方法は、世の中に無数にある。 これまでの私が痩せられなかったのはただ、「私には、できない!」と、過去のデータに基づいて決めつけ、あるいは「今の、ままの方が、楽だ」と、変わらないことを選んでいただけだったのだ、と。
あなたの「過去」は、ただの記録です。 それは、あなたの未来の行き先を決めるコンパスでは、ありません。
コンパスはいつだって、あなたの手の中にあります。 あなたが今日、この瞬間何を決断し、何を行動するか。 ただそれだけで、あなたの未来は、いくらでも書き換えることができるのです。