レイキで変わる!がむしゃらに頑張らずに安心感から行動できる自分へ
がむしゃらに走る前に、一度立ち止まって自分の内側を整えたこと、ありますか?
ビジネスでも、セルフケアでも、まず先にやるべきは 自己浄化(セルフヒーリング) です。
レイキの学びでは、初級・中級・上級と段階を踏みますが、どの段階に進むにしても「まず自己浄化」が根底にあります。
上級を学んでも、結局また「やっぱり自己浄化だな」と思うことは一生続きます。
でもそれは苦しい作業ではなく、薄皮をめくるように余計な思い込みやこだわりが剥がれていき、心が軽くなるプロセスです。
起業塾で感じた違和感
先日、とある起業塾(200名ほど参加)に入ったときのこと。
そこに集まっている人たちは、行動量も多く、目標や売上の話も盛んでした。
でも正直、こう感じたんです。
「なんか、みんな全然幸せそうじゃない…」
不安にせき立てられるようにして、数字や行動目標に追われている。
もちろん売上や集客は大事。けれど、心が置き去りになっているように見えました。
主催者のYouTubeでも「なぜ行動できない?言われた通りやれ!」と叱咤している場面が多い。
それで奮起する人もいるかもしれないけど、ごく一部だと思います。

「やれ!」と言われても動けない苦しさ
「やれ!行動しろ!」と叱られても、体が動かない。
「わかっちゃいるけど、行動できない」…そんな状態に苦しんでいませんか?
私も営業職をしていた頃、まさにそうでした。
心が病んでいる状態で「数字を上げろ!もっと動け!」と責められても、体は動かない。
動けない自分を責めては落ち込み、さらに動けなくなる。
完全な負のループに陥っていました。
だからこそ私は思うんです。
まずは「行動できない自分」を、そのまま認めてあげること。
「できない自分」にも、必ず理由があるんです。

根本的に効くアプローチ:安心感と自己効力感を先に育てる
行動の前に必要なのは、内側の基礎作りです。具体的には:
1. 安心感を育てること
自分がまず「安全だ」と感じられる状態。これがないと、行動しても不安がつきまとい、成果が出にくくなります。
2. 自己効力感(やればできるという感覚)を育てること
これは「自分との小さな約束を守ること」を続けることで育ちます。
レイキでいうと「五戒を守る」ことに近いです。
もちろん、完璧に守れなくても大丈夫。
「気をつけている自分って素敵だな」と思えばいいんです。
だって、以前はそんなこと考えもしなかったんだから。
うまくできない日があっても、その小さな実践は着実に 自分への信頼と自信 を育てています。
セルフヒーリングのすすめ
セルフヒーリング(レイキのセルフワークを含む)は、この安心感と自己効力感を育てるのにとても有効です。
エゴの不安を体感的に落ち着かせることで心の基盤が整い、そこから行動の質が変わっていきます。
例えばこんなシンプルな習慣から
- 朝の3分、胸に手を当ててゆっくり呼吸を感じる
- 夜寝る前に「今日もよく頑張った」と自分をねぎらう
- 「今日は怒らない」「今日は正直でいる」など、五戒を1つだけ意識して過ごしてみる
本当に、小さなことでいいんです。小さな一歩を積み重ねることで、「行動できない自分」に安心感を与えられるようになります。
安心感をどう育てるか?
安心感は「自分ひとり」で作るのが難しいこともあります。
私自身、孤独な時期がありました。そんな時、唯一の癒しがマッサージを受けることでした。
ただ触れられるだけで、ホッと安心する。嫌なことを忘れられる。
だから今、私はセラピストをしています。
話したくない時は話さなくて大丈夫。ただ体を癒しに来てほしい。
誰かに優しく触れられると、心もふっと緩む。自然と話したくなる時は、全部受け止めます。
私ではなくても、心が疲れ切った時はまず、人からの施しを受けること。労ってあげてください。

おわりに
ビジネスでも夢でも、人間関係でも。
大切なのは「がむしゃらに頑張ること」より、安心感と自己効力感という内側の基盤を整えること。
安心できる心の土台があってこそ、行動は自然と続いていきます。
だからまずは、がむしゃらに頑張る前に――
自分をいじめるのをやめて、安心感で満たすことから始めてみませんか?