【第1話】ダメ営業だった私の「人生逆転」ストーリー

こんにちは。日本レイキ協会認定師範の、足立みずほです。

あなたの人生という、一度きりの、物語。 その中で、あなたは今ちゃんと「主役」を生きていますか?

「もちろん、そうに決まってる」 そう胸を張って言える人は、実は少ないのかもしれません。

かつての私が、そうでした。 私は、自分の人生の、惨めな「脇役」でした。 今日は、その恥ずかしくて泥臭い、でも正直な私の物語を、少しだけさせてください。 もしかしたら、それはあなたの物語とどこか、似ているかもしれません。

幼少期の強烈な思い込み

私は長年、「家族」という言葉が大嫌いで、コンプレックスでした。 幼少期に、両親が離婚し、母親から常に父の悪口を聞かされ、「母子家庭は、貧乏で、恥ずかしいことだ」と、教え込まれてきたからです。
母親にとって何か気に食わないことがあると「うちはお父さんいないねんから!!」と罪悪感を抱かされていました。「私は、いい子でいないと存在してはいけない」と。

だから私は、本気で信じていました。 「こんな自分は、誰からも、好きになってもらえない。受け入れて、もらえるはずがない」と。今となっては母子家庭は普通にありますが、当時の私からは誰にも言えない秘密でした。

その「見えない脚本」の通り、私の心は常に、戦闘態勢でした。 傷つくのが怖くて、いつも必死で強がる。弱い自分を見せたら、人が去っていくかもしれないから。 結果、誰も私に近寄ってこない。みんなに嫌われ、孤独な中学時代でした。

現実からの、逃避行 泥酔の日々

社会人になって営業職に就けば、提案を断られるたびに、自分の「存在そのもの」が、否定されているような気がして、心がすり減っていく。 いつしか、私は営業に行くと見せかけ、ネットカフェに逃げ込み、大阪の環状線を、ただ、意味もなく、何周も回るようになっていました。動きたくても動けない現実に、罪悪感でいっぱいでした。

仕事が、辛すぎて。 自分の無力さと向き合うのが、怖くて。 そんな、惨めな現実から、逃げたくて、毎晩のように、泥酔していました。

恋愛、仕事、体型・・・全てに嫌気がさしていた暗黒の20代

もちろん、恋愛もうまくいくはずがありません。 「本当の自分」を隠しているから、相手からどんなに好かれても、心の底では常に「いつか、バレる」「いつか、捨てられる」という、恐怖に怯えている。 だから、私から関係を壊すような行動に出てしまう。 その繰り返しで、私の恋愛はいつもきっかり「2ヶ月」で、終わりを迎えていました。

ストレスで散財し、暴飲暴食を繰り返す。 感覚が麻痺していたので、ランチを2件はしごすることもありました。
そして、32歳の時。 ついに、私の体重は、62キロを超え、当時、よく着ていた、ベージュのコートのせいで、上司からは親しみを込めて(?)【どんぐりちゃん】と呼ばれていました。

「ああ、私の人生、本当に、終わってるな」と。 本気で、そう、思っていました。

でも、そんな、どん底の私でも、心のどこかで、叫んでいたのです。 「何かないか」 「何か、この、どうしようもない人生を、変える、魔法はないか」と。

そして、当時の私が、唯一、信じることができた、「魔法」を、求めて。 私は、自己啓発と、スピリチュアルという、広大で、そして、深い“沼”へと、足を踏み入れていくのです…。

第2話へ続く

第2話
【第2話】私が自分探しの“沼”で、7年間もがいた話
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